SHINKO NOIRE 2024 18ヶ月ワイン樽熟成(樽熟成黒醤油)
SHINKO NOIRE 2024(18ヶ月ワイン樽熟成) ― 18ヶ月ワイン樽熟成、黒醤油の魅力を深掘り
◆ 概要
SHINKO NOIRE 2024は、通常の黒醤油をさらに進化させたプレミアムエディション。
サンテミリオンの超有名ワイナリーで使用されていた大樽で12ヶ月熟成し、その後、
シャトー・クーテットのバリック(225Lのボルドー伝統の小樽)で6ヶ月追加熟成。
計18ヶ月の長期熟成によって、これまでにないエレガンスと深みを実現しました。
◆ 熟成プロセス
- 前半12ヶ月: サンテミリオンの大樽での熟成。木の呼吸により醤油が柔らかくなり、ふくよかさと丸みを獲得。
 - 後半6ヶ月: シャトー・クーテットで実際にワイン熟成に使用されたバリックで追加熟成。ワイン樽特有の果実香とミネラル感が加わる。
 
この二段階熟成により、ワインのエッセンスと醤油の旨味が見事に融合。
「飲める醤油」と称されるほどの芳醇で滑らかな味わいを実現しています。
◆ 香りと味わい
まず香りに現れるのは、みたらし団子のような甘香ばしさと、ほのかな燻製のニュアンス。
ナッツやウィスキー樽を思わせるふくよかな香りも感じられます。
口に含むと、塩味のトゲが一切なく、まろやかで包み込むような旨味。
口当たりからフィニッシュにかけての流れが非常にスムーズで、余韻は長く、美しく消えていきます。
☀️ なおかとコメント:
香りは燻製、みたらし、ナッツのような甘い香ばしさ。
口当たりは丸く、まろやかで、どこまでもエレガント。
フルーティでありながら醤油としての芯があり、香り・旨味・塩味のバランスが絶妙。
まるで熟成ウィスキーを思わせる長い余韻を持ち、飲むほどに深まる世界観があります。
ぜひウィスキーグラスやショットグラスに注ぎ、まずは醤油そのものの香りと味を楽しんでください。
◆ 2025年版との比較テイスティング
2024年18ヶ月熟成版と2025年の通常熟成版を飲み比べると、驚くほどの違いが感じられます。
- 香り: 2024年はより深く、ワイン的な果実香と燻製香が重層的。
 - 口当たり: 2024年は圧倒的にまろやかで、優しいタッチ。2025年はやや塩味が際立ち、醤油らしい力強さ。
 - 余韻: 2024年は長く、滑らかに消えていく。2025年はキレの良い後味。
 
☀️ なおかとコメント:
全く違う香りと印象。2024年版は味わいが丸く、優しさと品格を併せ持つ。
通常版では感じる“塩味の主張”が消え、余韻の美しさが際立つ。
まるで熟成を経て角が取れたワインのように、時間が育てた調和を感じます。
◆ SHINKO NOIRE 18ヶ月ワイン樽熟成 × ワイン・料理とのマリアージュ
このプレミアム黒醤油は、赤ワイン「シャトー・クーテット ドゥモワゼル 2018」との相性が極めて良好です。
熟成によるまろやかさとミネラル感がワインのシルキーなタンニンと完璧に響き合います。
おすすめ料理
- 炭火で焼いた赤身肉(和牛の炙り・ステーキ・肉寿司)
 - キノコの炊き込みご飯+焼きエリンギに黒醤油を軽く焦がしたソース
 - 金目鯛の煮付け、ブリカマの大根おろし添え
 - バニラアイスにひとたらし(デザートにもおすすめ)
 
赤ワインと合わせることで、醤油の旨味と果実味が融合し、まるでソースを使ったような完成された味わいになります。
特にキノコ料理や赤身肉との組み合わせは、なおかとが「最高のマリアージュ」と評するほどの相性です。
◆ 結論
SHINKO NOIRE 2024年18ヶ月熟成は、フランスの伝統と日本の発酵技術が出会って生まれた、まさに“飲む醤油”。
通常版よりもさらにまろやかで、香りは複雑、余韻は長く、美しく消えていく。
料理に使うだけでなく、そのままグラスで味わう価値のある究極の醤油です。
良質な食材とシンプルな調理に、そして特別なワインとともに──
これこそがSHINKO NOIREの到達点です。
