SHINKO(BLANCHE & NOIRE)原料は全てフランス産・自然農法で造られる醤油

SHINKO NOIRE(黒醤油)と SHINKO BLANCHE(白醤油)

フランスの豊かな農産物・発酵知識・天然塩・ワイン樽という環境を活かし、日本の伝統的な醤油造りを再現・発展させた「SHINKO醤油」プロジェクト。
「本物の醤油文化を守り、未来へつなぐ」を理念に生まれた、世界基準の醤油です。


目次

  1. SHINKO醤油の概要と背景
  2. 黒醤油と白醤油の比較(早見表)
  3. SHINKO NOIRE(黒醤油)
  4. SHINKO BLANCHE(白醤油)
  5. マリアージュの基本ルール
  6. おすすめ料理例
  7. テイスティングのすすめ
  8. まとめ

SHINKO醤油の概要と背景

  • 開発の想い:大量生産では失われがちな「本物の醤油文化」を次世代へ。
  • 素材:フランス産の高品質な麦・大豆。塩はフランス・レ島の天日塩(自然製法)。
  • 器:サンテミリオンの超有名シャトーで使われた木製発酵樽を再活用。
  • 評価:フランス、ドイツ、アメリカ、カナダなどへ輸出。和食のみならずフレンチのシェフにも高評価。

黒醤油と白醤油の比較(早見表)

項目 SHINKO NOIRE(黒醤油) SHINKO BLANCHE(白醤油)
主原料 大豆が主体 小麦が主体
仕込み 開放樽(酸化が進み熟成感・深み) 密封樽・低温(フレッシュさ・フルーティーさ)
味わい 柔らかな口当たり、スモーキー、奥行き豊か 透明感のある旨味と自然な甘み(糖度約120g/L)
色合い 濃色。赤ワインソース等にコクを与える 淡色。素材の色を邪魔しない
ワイン相性 赤ワイン(特にメルロー)と好相性 白ワイン全般。加熱料理では赤ワインとも
使いどころ 熟成感・脂の強い食材、隠し味 生使い、色を活かす料理、マリネ・漬け

SHINKO NOIRE(黒醤油)

キーワード:熟成感/スモーキー/旨味の奥行き

  • ニュアンス:赤ワイン的。赤に合う料理には黒醤油が基本OK。
  • 口当たり:非常に柔らかく、旨味の層が深い。
  • 使い方のコツ:赤ワインソース、ポルト酒ソース、トリュフソースの隠し味に最適。
  • 相性の良いワイン:メルロー(滑らかなタンニンと旨味の感じ方が響き合う)。

SHINKO BLANCHE(白醤油)

キーワード:フレッシュ/フルーティー/自然な甘み

  • だし醤油との違い:昆布や鰹等の後添加ではなく、麦・大豆そのものの天然由来の旨味。
  • 色:淡いので素材の色を保てる。少量で味わいに奥行き。
  • 糖度:約120g/L(中甘口白ワイン相当)。自然なまろやかさに寄与。
  • 相性の良いワイン:白ワイン全般(例:マコン・ヴィラージュ)。加熱料理では赤とも好相性。

マリアージュの基本ルール

  • 黒醤油 × 赤ワイン:脂の乗った魚・赤身肉・焼き目の香ばしさと好相性。
  • 白醤油 × 白ワイン:生使い(ドレッシング、漬け)や色を活かす料理に。
  • 加熱料理:白醤油でも火が入れば赤ワインと抜群に合う。

黒醤油(NOIRE)

  • 魚介:金目鯛の煮付け/秋刀魚の塩焼き(大根おろし添え)/ブリ刺身・ブリカマ。
  • 肉料理:和牛の炙り・肉寿司を黒醤油+わさびで。BBQの赤身肉は塩胡椒→仕上げに黒醤油。
  • フレンチ:赤ワイン/ポルト酒/トリュフソースの隠し味。
  • デザート:バニラアイスに一たらしでキャラメル的な香ばしさ。
  • ご飯物:キノコの炊き込みご飯を黒醤油+上質みりんで。赤身肉のシンプル焼きと最高の組合せ。

白醤油(BLANCHE)

  • 家庭料理:ほうれん草のお浸し、サラダドレッシング、豚しゃぶ(ごまだれ/ポン酢に少量プラス)、鍋のたれに一足し。
  • 魚料理:舌平目の焦がしバターの隠し味。マグロの漬け(白醤油のみで15〜20分、光沢のある仕上がり)。
  • デザート:バニラアイス、チョコレート系に塩キャラメル風のアクセント。

テイスティングのすすめ

  • まずはそのまま一口:小さめのグラスに入れ、香り・甘み・旨味・余韻を確認。
  • 家の醤油と飲み比べ:違いを体感すると料理設計のイメージが湧きやすい。
  • ワインと交互に:口中での旨味やタンニンとの相互作用を楽しむ。

まとめ

  • 黒=熟成・深み・赤ワイン向き。脂や焼き目、コクを要する場面で真価を発揮。
  • 白=フレッシュ・透明感・白ワイン向き。生使い・色を活かす料理に最適。加熱すれば赤とも好相性。
  • 素材が良ければ味付けはシンプルに。醤油とワインの相乗効果で和洋デザートまで幅広く活躍。