SHINKO(BLANCHE & NOIRE)原料は全てフランス産・自然農法で造られる醤油
SHINKO NOIRE(黒醤油)と SHINKO BLANCHE(白醤油)
フランスの豊かな農産物・発酵知識・天然塩・ワイン樽という環境を活かし、日本の伝統的な醤油造りを再現・発展させた「SHINKO醤油」プロジェクト。
「本物の醤油文化を守り、未来へつなぐ」を理念に生まれた、世界基準の醤油です。
目次
- SHINKO醤油の概要と背景
- 黒醤油と白醤油の比較(早見表)
- SHINKO NOIRE(黒醤油)
- SHINKO BLANCHE(白醤油)
- マリアージュの基本ルール
- おすすめ料理例
- テイスティングのすすめ
- まとめ
SHINKO醤油の概要と背景
- 開発の想い:大量生産では失われがちな「本物の醤油文化」を次世代へ。
- 素材:フランス産の高品質な麦・大豆。塩はフランス・レ島の天日塩(自然製法)。
- 器:サンテミリオンの超有名シャトーで使われた木製発酵樽を再活用。
- 評価:フランス、ドイツ、アメリカ、カナダなどへ輸出。和食のみならずフレンチのシェフにも高評価。
黒醤油と白醤油の比較(早見表)
項目 | SHINKO NOIRE(黒醤油) | SHINKO BLANCHE(白醤油) |
---|---|---|
主原料 | 大豆が主体 | 小麦が主体 |
仕込み | 開放樽(酸化が進み熟成感・深み) | 密封樽・低温(フレッシュさ・フルーティーさ) |
味わい | 柔らかな口当たり、スモーキー、奥行き豊か | 透明感のある旨味と自然な甘み(糖度約120g/L) |
色合い | 濃色。赤ワインソース等にコクを与える | 淡色。素材の色を邪魔しない |
ワイン相性 | 赤ワイン(特にメルロー)と好相性 | 白ワイン全般。加熱料理では赤ワインとも |
使いどころ | 熟成感・脂の強い食材、隠し味 | 生使い、色を活かす料理、マリネ・漬け |
SHINKO NOIRE(黒醤油)
キーワード:熟成感/スモーキー/旨味の奥行き
- ニュアンス:赤ワイン的。赤に合う料理には黒醤油が基本OK。
- 口当たり:非常に柔らかく、旨味の層が深い。
- 使い方のコツ:赤ワインソース、ポルト酒ソース、トリュフソースの隠し味に最適。
- 相性の良いワイン:メルロー(滑らかなタンニンと旨味の感じ方が響き合う)。
SHINKO BLANCHE(白醤油)
キーワード:フレッシュ/フルーティー/自然な甘み
- だし醤油との違い:昆布や鰹等の後添加ではなく、麦・大豆そのものの天然由来の旨味。
- 色:淡いので素材の色を保てる。少量で味わいに奥行き。
- 糖度:約120g/L(中甘口白ワイン相当)。自然なまろやかさに寄与。
- 相性の良いワイン:白ワイン全般(例:マコン・ヴィラージュ)。加熱料理では赤とも好相性。
マリアージュの基本ルール
- 黒醤油 × 赤ワイン:脂の乗った魚・赤身肉・焼き目の香ばしさと好相性。
- 白醤油 × 白ワイン:生使い(ドレッシング、漬け)や色を活かす料理に。
- 加熱料理:白醤油でも火が入れば赤ワインと抜群に合う。
おすすめ料理例
黒醤油(NOIRE)
- 魚介:金目鯛の煮付け/秋刀魚の塩焼き(大根おろし添え)/ブリ刺身・ブリカマ。
- 肉料理:和牛の炙り・肉寿司を黒醤油+わさびで。BBQの赤身肉は塩胡椒→仕上げに黒醤油。
- フレンチ:赤ワイン/ポルト酒/トリュフソースの隠し味。
- デザート:バニラアイスに一たらしでキャラメル的な香ばしさ。
- ご飯物:キノコの炊き込みご飯を黒醤油+上質みりんで。赤身肉のシンプル焼きと最高の組合せ。
白醤油(BLANCHE)
- 家庭料理:ほうれん草のお浸し、サラダドレッシング、豚しゃぶ(ごまだれ/ポン酢に少量プラス)、鍋のたれに一足し。
- 魚料理:舌平目の焦がしバターの隠し味。マグロの漬け(白醤油のみで15〜20分、光沢のある仕上がり)。
- デザート:バニラアイス、チョコレート系に塩キャラメル風のアクセント。
テイスティングのすすめ
- まずはそのまま一口:小さめのグラスに入れ、香り・甘み・旨味・余韻を確認。
- 家の醤油と飲み比べ:違いを体感すると料理設計のイメージが湧きやすい。
- ワインと交互に:口中での旨味やタンニンとの相互作用を楽しむ。
まとめ
- 黒=熟成・深み・赤ワイン向き。脂や焼き目、コクを要する場面で真価を発揮。
- 白=フレッシュ・透明感・白ワイン向き。生使い・色を活かす料理に最適。加熱すれば赤とも好相性。
- 素材が良ければ味付けはシンプルに。醤油とワインの相乗効果で和洋デザートまで幅広く活躍。