SHINKO BLANCHE(白醤油)
SHINKO BLANCHE ― 白醤油の魅力を深掘り
白醤油とは
SHINKO BLANCHE(白醤油)は、日本でも限られた生産者しか造らない非常に珍しい醤油です。一般的な「だし醤油」とは全く異なり、人工的に旨味を添加するのではなく、小麦と大豆そのものの旨味を最大限に引き出してつくられます。
科学的に分析しても、白醤油には天然のアミノ酸(旨味成分)が豊富に含まれ、むしろ「だし醤油」と同等以上のレベルを誇ります。つまり、添加物に頼らず自然素材だけで「旨味醤油」と呼ぶにふさわしいのが白醤油なのです。
原料は小麦が主体。黒醤油(濃口醤油)と比べると色が淡く、料理の見た目を損なわずに旨味と香りを加えられる点が最大の特徴です。
香りと味わいの特徴
- 香り:麹の香り、麦味噌やナッツのニュアンス
 - 味わい:
- 非常に強い甘味と立体感
 - 長い余韻とフレッシュさ
 - 口当たりが滑らかで、アルザスの甘口ワインを思わせるニュアンス
 
 
「ワイングラスで飲んでも美味しい醤油」と例えられるほど、そのバランスは唯一無二です。
白醤油と料理との相性
和食
- そば・うどん:ぶっかけタイプなら白醤油をそのままかけるだけで抜群。
 - 蕎麦屋風カレー:カレーに少量加えると、出汁感のある“蕎麦屋のカレー”に変身。
 - 漬けマグロ:15分ほど漬けると、透明感のある艶やかな漬けに。
 - 煮物・鍋料理:豚しゃぶや鶏鍋の割り下に。出汁代わりにもなる。
 
洋食
- 魚料理:舌平目の焦がしバターソースにひと垂らし。旨味の奥行きが広がる。
 - サラダ:ドレッシングに加えると香りが引き立つ。
 
デザート
- バニラアイス:ひと垂らしで塩キャラメルのような味わい。
 - チョコレート菓子:コクと香ばしさが加わり、上質なデザートに昇華。
 
ワインとのマリアージュ
白醤油はそのままなら白ワインと好相性。火を入れた料理に使う場合は赤ワインともよく調和します。
例えば:
- 白ワインと合わせる: 漬けマグロやサラダ。食材の香りを引き上げ、ワインの清澄さと響き合う。
 - 赤ワインと合わせる: 白醤油で仕上げた金目鯛の煮付けや鰤しゃぶ。火入れされた旨味と赤ワインの渋みが見事に調和する。
 
共通する「素材と環境へのこだわり」
SHINKO BLANCHE と SHINKO NOIRE の両方に共通するのは、素材と環境に対する徹底したこだわりです。
- 醸造地:フランス・サンテミリオンのワイナリー(シャトー・クーテット)
 - 醸造方法:ワイン用の木製タンクを使用し、伝統的な発酵文化を醤油造りに応用
 - 塩:フランス・レ島の天日塩(無精製・天然ミネラル100%)
 - 原料:農業大国フランスならではの高品質な小麦と大豆
 
これらの条件が揃った環境で仕込まれるからこそ、ワインと同じフィロソフィーを持った醤油が誕生しました。
